助手の活動|小野田藍助手が「好光義也「K. カヴァフィスの詩を読む会」+展覧会」を開催します

小野田藍助手が「好光義也「K. カヴァフィスの詩を読む会」+展覧会」(群馬県前橋市・広瀬川コート)を企画・開催します。

ごあいさつ

この度、群馬県前橋市の広瀬川コートにて、好光義也による「K.カヴァフィスの詩を読む会」と展覧会を開催します。好光は振付家として活動しつつダンサーでもあり、最近は人形劇団に参加していて秋以降のアジアツアーの準備を進めています。コラージュ作品も器用に手掛けます。ロマンチックで滑稽で、堂々としていながらほんのり哀しい彼の表現世界に触れてみてください。

展覧会概要

・入場無料
・会期・時間:7月27日(土)-28日(日)13:00 – 18:00
・場所:広瀬川コート(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町2-2-16)
・企画:小野田藍
・担当:北出涼大
・主催:/m、小野田藍
・協力:前橋工科大学石黒研究室
・駐車場無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
・お問合せ:aonoda@musabi.ac.jp
・詳しくはこちら:https://www.facebook.com/events/891705316049873/?__cft__[0]=AZViqKW-FMA3AzAAE6R-I6y_YiM7Hwen9XPJJNgXl6oVp1Sa3M3WSXJQADiYSzmgGHkxMn9hByRa3psqwM6mL-050RoudoDVEqttwJU7jpmAOu2xdeV1nqX6QCGHhqvldu6RIZ_wh-MSVJBUDkdHBiE4saP_zUsI5uUYbuTDDd9kOg&__tn__=-UK-R

イベント:「K.カヴァフィスの詩を読む会」(企画:好光義也)

7月27日(土)17:00 -(90分程度)
※定員10名程度、先着順

作家情報

好光 義也(よしみつ よしや)
パフォーマンスアーティスト。1994年滋賀県生まれ。2019年同志社大学文学部美学芸術学科卒業。2022年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に「オブジェクト・シアター|好光義也」(The 5th Floor、東京、2023年)。主な作品上演に「千代に、八千代さんに」(アイムヒアプロジェクト、YPAM2022フリンジ、横浜、2022年)、「#伴走」(高地トレーニングスタジオSORELA、Art Rizhome Kyoto2023、京都、2023年)。自作以外にもDick El Demasiado(オランダ)、Iannis Zannos(ギリシャ)など、国内外の他のアーティストとのコラボレーション、出演、アシスタントなどを行う。

作家ステイトメント

「もしもこの人たちが黙れば…」(コラージュ作品、インスタレーション、パフォーマンス)。手元にある小さなコンピュータ(スマートフォン)を開けば、受動的にあるいは関心に応じて検索を進め、画像や動画を浴びるように見れる。さて、世界では戦争が起こっている。SNSでよく目にするのは、ガザか、ウクライナか…。この作品は非常にシンプルである。銃を向けられた子供のイメージだ。シンプルに銃を向けられた子供の画像をインターネットから拾ってきて展示すればよかったかもしれない。しかし、あまりに個別性が強いのと、少しは手を動かしたという証拠を好光が残したいため、コラージュで構成し直した。コラージュを中心とした空間は祭壇であり、舞台である。オブジェクト・シアター、人形劇の舞台なのだ。コラージュは聖画(イコン)である。石は説教者であるし、信者でもある。イコンを前にあなたが黙ってしまえば、我慢できずに石が叫び出すだろう。そうなるだろうと、石のためにメガフォンも用意しておいた。と、物たちと設置者である好光によって、観客のあなたは画像を前に、怒ったり、声をあげたり、何か行動する!という儀式を執り行うよう脅されている。

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