「案外、近くにある」展 AOYAGI限界芸術プロジェクト

「案外、近くにある」展 AOYAGI限界芸術プロジェクト

この度、芸術文化学科では、AOYAGI限界芸術プロジェクト「案外、近くにある」展を開催いたします。「芸術」は、心を潤すもの、考えさせるもの、高尚なもの、わからないものなど、さまざまなイメージを人々から引き出します。そして、芸術に触れた時、その受け取り方は本来自由なはずですが、理解するには専門の知識がなければいけないと考えるかもしれません。しかし、その視野を広げてみると、芸術は人々の生活の中にあるものということがわかります。かつて『限界芸術論』で、鶴見俊輔氏は「芸術と生活の境界にあって、専門家によるのではなく、非専門家によって作られ大衆によって享受される芸術」を「限界芸術」(marginal art)と定義しました。余り布に刺繍をしたり、日曜大工をしたり、チラシでコマを作ったり、私たちの生活の中では、既にたくさんの創作活動が行われています。今回ご縁をいただいた、青柳中央会の皆さんとの出会いは、私たちにとって大変刺激に満ちたものでした。「生活の中から生まれた芸術」を作者とともに目の前にし、作るためにかけた時間や手数、想い、生活との結びつきをお聞きすることで心を動かされました。芸術は限られた人にしかできないものなのか? 芸術は案外、近くにあるのではないか? それらの問いを改めて考える「場」を生み出すことで、この展覧会をご覧になった皆さんも「ちょっと自分も何か作ってみようかな」と思っていただければ幸いです。

「案外、近くにある」AOYAGI限界芸術プロジェクト

会期:7月8日(月)〜12日(金)10:30~17:00 公開展示
   7月13日(土)、14日(日)9:30~16:30 オープンキャンパス
場所:9号館5階 509室(ホワイトルーム)

*公開展示の期間は、来場者の感想をいただき、展示に反映する期間です。皆さんの来場をお待ちしています。 

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