米徳信一

米徳信一

教授 | YONETOKU Shinichi

yonetoku@musabi.ac.jp

専門分野

映像デザイン、映像文化研究、ヴィジュアルコミュニケーションデザイン

教員プロフィール
米徳信一

略歴

1964年愛知県生まれ
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
1990年武蔵野美術大学助手、1995年同非常勤講師を経て1999年武蔵野美術大学芸術文化学科助教授。2009年同学科教授就任。

芸術文化を映像デザインの視点で捉え表現する

芸術と文化の関係を考える上で、私は視覚言語を用いるヴィジュアルコミュニケーションデザイン全般と、なかでも映像メディア(媒体)が歴史的に人の営みの中でどのような役割を果たしてきたのか、また今後どのような展開と可能性があるのかを、「映像デザイン」という視点から考えています。映像デザインとは、現代社会において映像表現が持つ機能を分析し、情報伝達やコミュニケーションにおける映像の新たなアプローチを計画・実施することを意味します。そのため基礎課程の授業では、講義と演習によって基本的な映像制作の流れを身につけていきます。企画、プレゼンテーション、段取り、撮影、編集、仕上げ、発表というプロセスを通して、そこで必要となるプランニングやマネジメントと表現技術を習得します。こうして実際に映像を制作することで、社会に流通している映像表現を読み解く視点を形成していきます。
また、専門課程では、映像文化研究において、映像作品の視覚言語的な分析や、歴史的な位置付けにおける作品批評に取り組み、映像のノンバーバル(非言語)な部分を読み解き、文章によるドキュメントを制作します。ゼミでは学外機関と連携したプロジェクトをベースとして、情報伝達のデザインを実践し、社会に向けて発信することで、映像デザインの意義を実感します。
映像はインターネットやTVなど多様なジャンルとコンテンツによって私たちの生活に密接に関わりながら、つねに情報を送り続けています。それらを批評的に読み解く力(リテラシー)を身につけることが重要であると考えます。


Facebook みらいのたいよう計画

担当授業

MUSABI 100武蔵野美術大学 旅するムサビプロジェクトカルチャーパワー