アーツプロジェクト

アートやデザインにおいて、「モノ」「人」「コト」の関係をつくることを「マネジメント」と考えたとき、それを実践的に学ぶのが、芸文の「アーツプロジェクト」です。学外のさまざまな機関と連携し、社会的な文脈でアート・デザインを捉え直し、それらを媒介に社会を活性化させようとする取り組みです。自分だけのシミュレーションに終わらせず、他者との恊働を重視した実践をめざし、社会にアプローチしています。

小平アートプロジェクト

小平アートプロジェクトは、大学が立地している小平市の中央公民館と連携して実施しています。中央公民館が運営する市民講座「ジュニア大学」で、講師となるアーティストと共に、小平の魅力をリサーチして、企画を立ち上げ、小中学生を対象としたワークショップを実施します。また「小平ふるさと村」でも作品展示とイベントを開催し、子どもから年配の方まで、共に楽しめるアートをとおしたコミュニケーションをプロデュースします。

UMARTs

かつて私たちの生活と深く関わってきた馬と、そこから生まれた馬の文化。UMARTsはその魅力をアートを通して再発見してもらう展覧会&ワークショッププロデュースプロジェクトです。若いアーティストに五感で馬を体験してもらい、生み出された作品を、馬の博物館(横浜市)およびJRA競馬博物館(府中市)に展示し、馬に関連したワークショップを企画・実施します。また、チラシ、ポスターの制作やプレスリリース、SNSによる広報、記録も行います。

府中の森芸術劇場デザインワーク

個性豊かな3つの劇場で構成される多摩地域最大規模の総合劇場施設を舞台に、展覧会やさまざまなデザイン活動を展開しています。学科開設以来20年間継続し、特に恒例となったクリスマスディスプレイは、劇場中央ロビーの巨大吹抜き空間の全長52mにもなる壁面全周に、学生たちが企画からデザイン、制作、展示までを一貫して行います。華やかでモダン、そして誰も見たことのない新たなクリスマスシーンをつくり上げ、お客様に驚きと高揚感を与えて好評を得ています。

ウィンドウディスプレイデザイン

このプロジェクトは、小平市と株式会社トーショー、芸文による産官学共同プロジェクトです。小平市が観光まちづくりのコンセプトとして掲げる「都心に一番近いプチ田舎」をテーマに、小平市にあるトーショービルのショーウィンドウにディスプレイを行いました。調査・企画・プレゼンテーション・制作・展示というデザインワークの流れを学び、ユニークな企画を実践することで、地元小平市を元気にすることを目指しました。

府中市美術館 編集プロジェクト

府中市美術館にある「公開制作室」では、作家が作品を制作していくプロセスを公開しています。そこでの出来事を鑑賞者に生き生きとしたかたちでメッセージ化できないか、という考えから、このプロジェクトは始まりました。アーティストの仕事の経歴や全容を把握するため、実作品の鑑賞も含めて調査し、的確なインタビューとなるように、皆で要件を共有、議論し、リーフレット制作に向かいます。リーフレットの編集を通して、美術館の機能と変化をみつめながら、実践的にアートと関わる試みです。

アートサイト岩室温泉

新潟市岩室温泉と本学の産学協同研究プロジェクトで、地域活性化を目的にしたソーシャルデザインイベントです。芸術文化学科の学生がキュレーターとして、本学の卒業制作展から作品を選び、岩室温泉の旅館に展示して地域全体を美術館化します。地域の日常にアートを持ち込むことによって生まれる、非日常体験とアートのもたらす高揚感が、地域の潜在的な魅力を引き出し、地域住民の連帯感を作り出し地域型芸術祭として、隔年で実施しました。

神山アートプロジェクト「カミヤマート」

徳島県神山町の実行委員会の方々と一緒に造形ワークショップを企画・運営するプロジェクト「カミヤマート」。神山の美しく豊かな自然の中で体感したイメージを、参加者と自由に表現することで「美術する楽しさ」を味わいます。また、制作に加えて、参加者同士で作品を鑑賞し交換することで、アートを介した濃密なコミュニケーションが築き上げられ、芸術への親しみが生まれます。

OPEN CAMPUS 2018武蔵野美術大学 旅するムサビプロジェクトカルチャーパワー