芸文のカリキュラム(授業の構成)
芸文の学びの特色
4年間の学びの流れ=カリキュラム
芸術文化学を実践し「芸術文化を社会に活用する」ミッションを果すために、本学科では、アートとデザインを基礎的な領域として、ミュゼオロジー、マネジメント、プランニングの3領域を中心に位置づけ、それらの要素を理論と実技の両面から学べるようカリキュラムを設計しています。
そこでは「見る」「聞く」「読む」「話す」「書く」「つくる」という創造行為の基本的な要素と本質を学び、芸術文化を専門的な観点から読み解き、社会に発信・活用する能力(リテラシー)を育みます。
1・2年次は芸文の学びの基礎となる力を付ける期間で、3年次は1・2年次の学びをベースにして授業を選び自分自身の学びをデザインします。3年次の後期から6人の専任教員のゼミに分かれて所属し、芸術文化についての専門性を深め、4年次の卒業研究・制作につなげます。各学年の授業と独自の授業アーツプロジェクトの詳しい紹介は、1・2年次の授業/3・4年次の授業/ゼミ /卒業研究・制作/アーツプロジェクトをご覧ください。
社会につながる芸文の学びの構造
1年次
芸術文化とコミュニケーションの基礎を育む
● 必修科目 ● 選択科目 ※ 学芸員課程指定科目
2年次
専門性の獲得に向けた具体的研究と実践を行う
● 必修科目 ● 選択必修 ● 選択科目 ※ 学芸員課程指定科目
3年次
自らの学びを選択し、専門性を追求する
前期
4月 | 8月 |
芸術文化研究
A:空間とメディア B:クロスメディア C:Micro Museum Market(3M)プロジェクト D:世界デザイン文化研究 E:美術史・文化史研究と文章技術演習 F:映像文化研究 |
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ミュゼオロジーと運営 ※ |
後期
9月 | 12月 |
芸術文化研究
G:都市と書物 H:現代芸術論 I:イメージ人類学 J:マーケティング K:ブランディング | |
芸術文化演習I (専任教員ゼミ)
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芸術文化特論II | |
ミュゼオロジーと資料 ※ |
● 必修科目 ● 選択必修 ● 選択科目 ※ 学芸員課程指定科目
4年次
専門的な研究・実践を社会につなぎ発信する
前期
4月 | 8月 |
芸術文化演習II(専任教員ゼミ)
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ミュゼオロジー実習 ※(夏期休暇集中) |
後期
9月 | 12月 |
卒業研究 卒業制作
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● 必修科目 ● 選択科目 ※ 学芸員課程指定科目
1-3年次 共通科目
前期
4月 | 8月 |
アーツプロジェクトI~VI |
後期
9月 | 12月 |
アーツプロジェクトI~VI |
3、4年次:共通科目(実技)
前期
4月 | 8月 | |
編集計画 | ||
ウェブデザイン | イベント計画 | 絵画III |
1-4年次 共通科目(講義)
前期
4月 | 8月 |
表象文化論I(絵本) 表象文化論III(マンガ) 広報論 原書講読 写真論I 文化社会論I 造形民俗学I ※ 芸術文化論I メディアと情報I |
Museum Study & English Communication (3~4年次) |
後期
9月 | 12月 |
表象文化論IV(アートフェスティバル研究) 表象文化論V(イメージとジェンダー) アートセラピー 美術と教育 写真論II 文化社会論II 造形民俗学II* メディアと情報II |
造形学部の共通科目
ムサビでは、各学科が独自に専門を追求する「学科別科目」に加え、総合的判断力・批判力・教養を養うために広く諸学問を学ぶ「文化総合科目」と、自分の専攻とは異なった領域や他学科の開設する授業を学ぶ「造形総合科目」を、充実した授業でバランスよく学ぶことができます。いわゆる「一般教養科目」にあたるものです。
「文化総合科目」では、人文・社会・自然の各分野の教育科目、外国語科目、保健体育科目、美術・デザイン・建築・映像の各領域の専門科目などが開設されています。
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