わたしたちの世界を知っている?アートで出会う多文化共生|米徳ゼミ
にっぽん多文化共生発信プロジェクト2022
米徳ゼミ
このプロジェクトは、カシオ計算機と武蔵野美術大学が連携して6年目になる産学共同プロジェクトです。今回のテーマは「アートと多文化共生」。武蔵野美術大学の三代純平先生が開設する「上級日本語」の履修者と、芸術文化学科米徳ゼミの学生がチームを組み、アートを通じた多文化共生を実践しているさまざまなクリエイターを取材し、シンポジウムを企画・実施しました。また、4ヶ月にわたるプロジェクトを米徳ゼミの学生が映像記録したものを、ドキュメンタリー映像とドキュメントブックとして制作しました。ドキュメンタリー映像は、カシオのウェブサイトに掲載されています。是非ご覧ください。
カシオウェブサイト
CASIO×MAU にっぽん多文化共生発信プロジェクト 2022
ドキュメンタリー映像
わたしたちの世界を知っている?
アートで出会う多文化共生 (メイキング)
撮影|米徳ゼミ
編集|北條彩香
今回のテーマ「アートと多文化共生」に関して活動されている方々を4ヶ月間取材しながら、プロジェクトの映像記録を行いました。この動画は1月に行われた、プロジェクトの発表の場であるシンポジウムの様子をまとめたドキュメンタリーです。(25分15秒)
交流しながら作るアートプロジェクト
取材協力|IMM東京 韓河羅さん、岩井成昭さん
アートプロジェクトチーム|海邉知佳・島侑希・宋也舟
編集|島侑希
日本で暮らす海外にルーツを持つ人々の日常に焦点をあてたアートプロジェクトを行うイミグレーション・ミュージアム・東京の活動を取材させていただきました。(7分7秒)
ミュージアムの可能性
取材協力|東京国立博物館AF 山本桃子さん
研究者チーム|伊藤なつみ・北條彩香
編集|伊藤なつみ
多文化共生を実現するためのミュージアムの役割について、フィンランドの文化事業を調査・研究されている山本さんに、鑑賞教育のお話を伺いました。(7分12秒)
アートで既成概念に揺さぶりをかける
取材協力|アーティスト 太田祐司
アーティストチーム|大矢海果・小野莉紗子
編集|大矢海果
アーティストである太田さんの制作過程や、多文化共生についての考えをお話しいただくことで、メディアが形成した価値観に対して問題提起のヒントが見えました。(7分16秒)
ドキュメンタリーブック
企画・編集・デザイン|海邉知佳・小野莉紗子
ドキュメンタリーのもう一つの形として、プロジェクトの記録を冊子に編集しました。映像チームと連動したコンテンツにより、映像と冊子の二つのメディアから、プロジェクトが多角的に理解できるようデザインされています。特別講義の記録や、学生の座談会も収録されています。
3年間のプロジェクトをまとめた『産学連携でつくる多文化共生 カシオとムサビがデザインする日本語教育』が刊行されました。
三代純平・米徳信一/編
単行本: 238ページ
出版社: 株式会社くろしお出版