にっぽん多文化共生発信プロジェクト2023

にっぽん多文化共生発信プロジェクト2023
米徳ゼミ

このプロジェクトは、カシオ計算機と武蔵野美術大学が連携して7年目になる産学共同プロジェクトです。今回のテーマは「アートとインクルージョン」。武蔵野美術大学の三代純平先生が開設する「上級日本語」の履修者と、芸術文化学科米徳ゼミの学生がチームを組み、アートを通じたインクルージョンを実践している方々を取材し、シンポジウムを企画・実施しました。また、4ヶ月にわたるプロジェクトを米徳ゼミの学生が記録したものを、ドキュメンタリー映像とドキュメントブックとして制作しました。ドキュメンタリー映像は、カシオのウェブサイトに掲載されています。是非ご覧ください。

カシオウェブサイト

CASIO×MAU にっぽん多文化共生発信プロジェクト 2023 

ドキュメンタリー映像コンテンツ紹介

MAKING

みつめ。つながる。
アートとインクルージョンが作る豊かな社会へ

撮影|米徳ゼミ 編集|井上柊
今回のテーマ「アートとインクルージョン」に関して活動されている方々を4ヶ月間取材しながら、プロジェクトの映像記録を行いました。この動画は1月に行われた、プロジェクトの発表の場であるシンポジウムの様子をまとめたドキュメンタリーです。(22分14秒)
 

WORKS

人に寄り添う服作り

取材協力|a.ladonna 合同会社代表 加藤千晶さん
チームマーラートッポキ|菊池光・ジョンユンア・田中竜夢・山元琴音
編集|菊池光 
ファッションを通して様々なバリアフリープロジェクトを展開している a.ladonna 合同会社代表の加藤千晶さんにインクルーシブな社会についてのお話を伺いました。(6分38秒)
 

分かり合えないことをわかり合う

取材協力|一般社団法人 CLEAN & ART代表理事 傍嶋賢さん
チームチャパン|荒井大輝・チョウバイカ・土屋道信・中澤咲葵
編集|土屋道信
障がいの有無に関係なく、アートを協働で作り上げる壁画プロジェクトを実施した傍嶋さんに、インクルージョンとアートについてお話を伺いました。(6分22秒)

耳を傾けること

取材協力|BASE☆298 川野和也さん・高橋美季さん・菅根浩子さん
チームコーラ|井上柊・菊田絢巴・パクソヨン・平野佳津美・リョウヨウコウ
編集|菊田絢巴
寄付やボランティアによって運営されている「BASE☆298」というコミュニティースペースの実行委員の方々に詳しくお話を伺いました。(6分58秒)

心地よさをつくる場所

取材協力|ギャラリーTOM 山本ゆきみさん
チーム砂糖少なめ|ゴエツカ・田口トキオ・初鹿野紫月・原島春七
編集|初鹿野 紫月
インクルージョンを生み出す大元として「スペース」に注目し、「視覚障害者が彫刻に触って鑑賞できる」 ギャラリーTOM さんに取材をしました。(6分59秒)

ドキュメンタリーブック

編集・デザイン|田口トキオ、田中竜夢、中澤咲葵、平野佳津美
ドキュメンタリーのもう一つの形として、プロジェクトの記録を冊子に編集しました。映像チームと連動したコンテンツにより、映像と冊子の二つのメディアから、プロジェクトが多角的に理解できるようデザインされています。特別講義の記録や、イベントの詳細が収録されています。

担当教員紹介| 米徳 信一 | 三代 純平
多文化共生_表紙
3年間のプロジェクトをまとめた『産学連携でつくる多文化共生 カシオとムサビがデザインする日本語教育』が刊行されました。
三代純平・米徳信一/編
単行本: 238ページ
出版社: 株式会社くろしお出版
MUSABI 100武蔵野美術大学 旅するムサビプロジェクトカルチャーパワー