訪問教授2019 レオ・チェン氏の課外講座とワークショップ
武蔵野美術大学訪問教授2019 レオ・チェン氏の課外講座とワークショップが行われました。
課外講座
10月10日(木)18:10〜19:40 場所:9号館506教室
「映像文化を見る眼 -インディペンデントキュレーターとしての実践-」
Eyes to see images culture -Practice as an independent curator-
ワークショップ
10月7日(月)〜10月12日(土)場所:9号館6階(apmg)
テーマ:アートマネジメントの理論と実践
内容:展覧会マネジメントの方法論について学ぶ
ワークショップはレクチャーと演習によって進められました。「写真」を題材に、歴史的、造形的、言語的な意味合いから、参加者が収集した写真10点を各自が分類と構成を行い、それらを一つの展覧会に統合していく方法について検討しました。ワークショップの成果として今後、学科の展示室(apmg)において展覧会を実施する予定です。
陳昌仁 Leo Chanjen Chen
国立台湾大学外国語学科卒業。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校映画学部修了。
ガス・ヴァン・サント、ヤン・デボンなど映画監督の写真作家、助監督として制作に参加。
レオ・チェン氏の研究分野は、比較美学、視覚芸術文化、映画研究である。映画に関する出版物に加えて、写真、彫刻など、様々な視覚芸術について執筆しており、New Left Reviewやその他の国際雑誌に学術研究論文を掲載している。また、京都造形芸術大学映画学部、米国ミネソタ大学、カリフォルニア大学、成蹊大学、台南芸術大学において、映画研究と映画制作について教鞭をとっている。
レオ・チェンは、研究と教育の学術的活動のほかに、Good Enough to Eat(1990)などの映画制作や、MOCA Taipei 2012での映画のインスタレーション・アートなどのメディア・アート・プロジェクトを手がけている。またインディペンデント・キュレーターとして2017年には、台北現代美術館において、「晃/影 スティーヴ・マッカリー展」をキュレーションしている。