ゼミの活動|つなぐ-コロナ禍におけるゼミ活動の小さな奇跡- 3ゼミ合同展

つなぐ-コロナ禍におけるゼミ活動の小さな奇跡- 3ゼミ合同展

会期:2022年4月18日(月)ー28日(木)24日(日)休廊
会場:9号館6階 apmg/エレベーターホール
入場無料

2021年後期から始まった、杉浦ゼミ、春原ゼミ、米徳ゼミでは、芸術文化と社会をつなぐ「芸術文化学」の実践として、学外の機関や人々と連携し、アートプロジェクトを実施しました。2020年から始まったコロナ禍の中、学生たちは社会のさまざまな現場において、他者とのコミュニケーションや協働のなかで学びを深めてきました。本展では、この3つのゼミが実践した「つなぐ」活動と、それらが生み出した「小さな奇跡」をご紹介します。

杉浦ゼミの「こだいらベジアートプロジェクト」は、江戸時代から小平で続く農業の歴史を引き継ぐ野菜直売所に着目し、地域の子どもたちや家族、農家の人たちをアートでつなぎ、地域の魅力、食の大切さ、歴史の力を伝えようというプロジェクトです。のべ約200名が参加しました。

春原ゼミの「はむら万博―大阪万博から見る今昔と羽村、そして未来へ―」は、1970年の大阪万博の資料を、現在の東京都羽村市の社会・文化・自然などとつなげて新たな意味づけを行い展示することで、資料と地域に対する新たな見方を提案しようとするプロジェクトです。

米徳ゼミの「インクルージョン はじめの一歩 ~みんなで描く共生社会」は、カシオ計算機株式会社と言語文化研究室 三代先生の「上級日本語」、米徳ゼミが連携し、共生社会の実現を目指す4つの機関に取材し、オンライン・イベントの企画・実践、ドキュメンタリー映像の制作を行いました。

コロナ禍という制約の下で試行錯誤しながら、新たな可能性を見出し、小さな奇跡を生み出した学生たちの学びと、実現した社会とのつながりの成果をご覧ください。

関連企画

杉浦ゼミ企画:直売所シールワークショップ

日時:4月27日(水)12:00-14:50
場所:9号館6階エレベーターホールにて

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