『イメージかモノか 日本現代美術のアポリア』/髙島直之
本学科主任教授である髙島直之先生の著書『イメージかモノか 日本現代美術のアポリア』が刊行されました。
〈概要〉(武蔵野美術大学出版局Webサイトより)
1960年代の「反芸術」から戦後日本美術の重要な美術動向である「もの派」へ、そして、ハイレッド・センターによる山手線事件、赤瀬川原平の作品を発端に社会現象にまでなった模型千円札裁判。1960年代から70年にかけての日本現代美術の事象を、当時の批評家や作家の実践を通して読み解く。イメージかモノかという困難で切実な問題に、当時の美術の最前線にいた作家や批評家はどう対峙したか—。
中原佑介、W.ベンヤミン、中平卓馬、李禹煥、関根伸夫、赤瀬川原平、高松次郎、中西夏之、G. バタイユ、M. デュシャン、刀根康尚、J. ケージ、森山大道、榎倉康二、栗田勇、R. モリス—。彼らの批評と実践を検証し、日本現代美術の軌跡を追う。
著者: 髙島直之
全頁数: 255ページ
発行所: 武蔵野美術大学出版局
ISBN: 978-4-86463-129-7
言語: 日本語