明日の美術教育に向き合い続ける
中学校教員/高田悠希子さん

ポートレイト

高田悠希子
TAKADA Yukiko

2006年度卒業
埼玉県中学校 教員

公立中学校で美術教員として働いています。教員の仕事をする中で「芸術文化学科で学んで良かったな…」と思うことは少なくありません。デザインの授業を通して、視覚に訴えかける表現の技術を身につけたことは、教科指導だけでなく、校内装飾の指導などにも活かされています。また、在学中は外部機関と連携したプロジェクト型の授業を数多く履修していました。当時の自分に足りなかったもの、他者の側に立って物事を考える他者意識や、責任感、社会性などの必要性を、学生の早い段階で気づかせてくれたのがこれらの授業でした。卒業後、実際に教職に就いてからのフォローアップにも大変恵まれています。芸術文化学科の先生方や、教職課程の先生方とのつながりから得たものを、日々の授業を通して、目の前の生徒たちに還元していきたいと考えています。芸術文化学科で学んだ4年間は、社会に出る前も出てからも、明日の美術教育に向き合い続けるための小さな勇気を私にたくさん持たせてくれました。

担任をしている学級での道徳の授業風景

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顧問をしている美術部の部活動の様子。学校行事で使用するステージ幕の制作

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