助手・卒業生の活動|3人展:伊藤乃愛 / 武内遥也 / 山本千愛

芸術文化学科の小野田藍助手が「3人展:伊藤乃愛 / 武内遥也 / 山本千愛」(群馬県前橋市・広瀬川コート)を企画し、伊藤乃愛助手、卒業生の武内遥也さんが出品します。

ごあいさつ

この度、群馬県前橋市の広瀬川コートにて3名の若いアーティストによる展覧会を開催いたします。
「広瀬川コート」は前橋市中心部を流れる広瀬川のほとりにある、シェアハウスとアートスペースとしての機能を持った場所です。本展には東京を拠点とする伊藤乃愛と武内遥也、そして、ウィーンとベルリンから帰国して間もない山本千愛が参加します。年長者の私が若い彼らの活動を的確に言い当てるのは困難ですが、彼らは「なぞる」「分解する」「再構成する」「なすりつける」などして作品を作っていて、なんだか面白いです。そんな作品で構成された本展はスペースの開放的な雰囲気とも相まって、深夜のコンビニのような束の間のアジールとなって人々を歓待することでしょう。
小野田 藍(本展企画者)

展覧会概要

・会期:2024年6月1日(土)〜2日(日)の2日間
・時間:13:00-18:00
・場所:広瀬川コート(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町2-2-16)
・協力:北出涼太、前橋工科大石黒研究室
・URL:https://www.facebook.com/events/352775260761172?ref=newsfeed

参加作家

伊藤乃愛
美術作家。2000年三重県生まれ。2023年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。主な展覧会に「ぶつかり」(三重画廊、三重、2019)、「山本冬彦推薦作家小品展X」(ギャラリー枝香庵、東京、2023)。武蔵野美術大学芸術文化学科研究室助手。

武内遥也
美術作家、漫画家。2001年東京都生まれ。2024年武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。2023年に漫画家ユニット〈六畳半〉として「ビッグコミック&ビッグコミックオリジナル第9回合同新作賞」入選と「ビッグ編集長賞」を同時受賞。

山本千愛
美術作家。1995年群馬県生まれ。2018年群馬大学教育学部美術専攻卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻在籍中。ウィーン応用美術大学に留学(2023-24年)。主な展覧会に「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立近代美術館、群馬、2021年)、「TURNフェス6」(東京都美術館、東京、2021年)、「六本木アートナイト2022」(東京ミッドタウン、東京、2022年)、「Chiaki Yamamoto / On broken walls and everyday walls」(Neon Kunst、ドイツ、2024年)など。受賞歴に「群馬青年ビエンナーレ2021」大賞、「TOKYO MIDTOWN AWARD 2020」優秀賞・オーディエンス賞。

本展企画者

小野田藍
美術作家。1988年群馬県生まれ。2014年武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。2022年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に「大地の芸術祭 限界芸術百選展」(まつだい「農舞台」、新潟、2015年)、「BankART Under35 2022」(BankART KAIKO、神奈川、2022年)など。また、近年では本屋B&B(東京)、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(東京)、gallery and shop 山小屋(東京)などで「Vexations」(Erik Satie)のピアノ演奏を行う。武蔵野美術大学芸術文化学科研究室助手。

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