はしのおはなし
(箸袋型リーフレット)
箸の製造工程で発生する端材(ペっちん)。ぺっちんの先にあった箸は<誰かの食卓>につながっています。これらの端の先にあった箸は、誰かの誕生日のために贈られ、今も使われているかもしれません。会場で配布されている箸袋の内面には、箸から想像されるさまざまなストーリーを描き留められるようになっており、会場内の空間に貼り出され、展示空間を彩ります。
はしのさき
(コマ撮りアニメーション)
ぺっちんの先にあった箸は、「まぜる」「つまむ」「刺す」「切る」など、さまざまな動作を通じて生活に役立つツールです。この箸から生み出される動作や音を素材にして、ストップモーション(コマ撮り)映像を展示します。日々の暮らしで使われる箸から広がる場面を想像し、小さな文化の存在を考えるきっかけを提供します。
PROJECT MEMBER
企画・制作・運営:
武蔵野美術大学芸術文化学科佐々木ゼミ3年、
福井県内学生(仁愛女子短期大学生活科学学科吉村ゼミ)
監修:佐々木一晋(武蔵野美術大学芸術文化学科)
原田周子(SH ARCHTECTS 代表)
協⼒企業(五十音順):
株式会社内藤、株式会社ニシヤマ、
株式会社マツ勘、森木地店、
株式会社若狭塗センター、若狭塗箸協同組合