教員の活動|春原史寛教授が群馬県立自然史博物館「ぐんまの自然の「いま」を伝える」展に出展

芸術文化学科専任教員の春原史寛教授が群馬県立自然史博物館の特別展「ぐんまの自然の「いま」を伝える」にポスター展示で出展します。

群馬県立自然史博物館 特別展「ぐんまの自然の「いま」を伝える」

会期:2024年1月20日(土)~2月11日(日)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場:群馬県立自然史博物館(群馬県富岡市上黒岩1674-1)
料金:無料
主催:群馬県立自然史博物館、群馬県環境森林部自然環境課、群馬県立ぐんま昆虫の森
概要:わたしたちを取り巻く自然や自然の成り立ちについて、たくさんの方々が調べ、守る活動をしています。特別展では、高校、大学、自然環境保護・保全団体、研究機関等、自然環境、保全に携わる方々による新発見や活動内容等をご紹介します。(群馬県立自然史博物館ウェブサイトより

出展の概要

世界・自然・社会での発見を促す「ミュージアム」としての群馬県立自然史博物館を楽しむ―博物館学における美術館をめぐる館の立地と歴史と建築、地域文化に関する視点からの自然史博物館の再検討―(ポスターによる研究発表・展示)

 美術の専門大学である武蔵野美術大学において、芸術文化学科は芸術文化の社会におけるよりよい活用の実現を目指しています。博物館学や美術史、美術教育、ポップカルチャー研究等を学ぶ春原ゼミでは、学生や教員による群馬県立自然史博物館の特別展への参加を2018年度から継続しています。
 この機会では、「博物館」の枠組みのなかで自分たちが専門とする「美術」ではなく、「自然史」の専門性に触れて、自明と考えていた美術や美術館の特性を再考し、その成果を自然史に向けて再照射し、自然史博物館に対する美術の「異物」性を活用した新たな視点を見いだすことを目的としています。
 本年度は、ゼミ担当教員による調査・研究として、群馬県立自然史博物館とその周辺の世界・自然・社会(文化)との、目には見えない「つながり」(要素と場)を考察し、博物館体験との関係性を探ります。建築や、博物館へのアクセスのルートなど、その外側へのひろがりが、訪問者にとってどのような体験となり、それが博物館内外でのどのような発見となるかを考えます。



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