青木村アーツプロジェクト2025

青木村アーツプロジェクト概要

 2024年度開始のこのアーツプロジェクトでは、長野県東信・上田地方にある青木村(長野県小県郡)の教育委員会と連携して、学生・教員が青木村を実際に訪れて、その自然・社会・文化を実感的にリサーチした成果として作品などを制作し、青木村郷土美術館などを会場に、美術館収蔵のコレクションを活用しながら展覧会を企画・運営します。
 首都圏・都市部出身の学生が多いことから、これまでに体験の少ない農山村の環境に出会い、外部と内部の中間に立った短期滞在者・観察者の観点から、村民や観光客が明確には気付いていなかったり、日常に溶け込んで見えにくかったりする地域の特性や魅力を感じ取って、作品や展示として提示し、展覧会来場者とのコミュニケーションを目指します。また、学生にとっては、自分の出身地域や生活圏の環境を相対化して把握し直す機会ともなります。

武蔵野美術大学芸術文化学科・青木村教育委員会連携企画 青木村アーツプロジェクト2025
展覧会 あおてん2025「青い風の余白」―日常のなかのアート―

会期:2025年7月29日(火)~9月7日(日)
会場:青木村郷土美術館 企画展示室(長野県小県郡青木村当郷2051-1)
   ※一部の展示は信州昆虫資料館で行います
開館時間:9:00~16:30
8/9(土)は夜間開館「ナイトミュージアム」20:00まで開館
休館日:8/4, 8/12, 8/13, 8/18, 8/25, 9/1
入館料:一般200円、学生150円(高校生以上)、児童生徒100円(小中学生)
主催:武蔵野美術大学芸術文化学科研究室
共催:青木村教育委員会
協力:青木村郷土美術館、信州昆虫資料館、INPIT長野県知財総合支援窓口、バリューブックス旅するムサビプロジェクト
後援:SBC信越放送

展覧会についてのお問合せ:aokimuraarts@fs.musabi.ac.jp(芸術文化学科)
美術館についてのお問合せ:tel.0268-49-3838 / fax. 0268-49-3838 / bijutukan@ued.janis.or.jp(青木村郷土美術館)

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展覧会 あおてん2025

 2024年に武蔵野美術大学(ムサビ)で美術を学ぶ芸術文化学科の学生たちが、青木村郷土美術館とコラボして、青木村の魅力をアートでみつける「青木村アーツプロジェクト」をはじめました。2年目の今年は「日常のなかのアート」がテーマです。青木村の生活なかに当たり前のようにある表現や行為でも、すこし見方を変えたり意識したりすればアートとなる「余白」がたくさんあります。それは私たちの世界の感じ方を変えてくれたり、新しい発見のヒントとなったりして、私たちの世界を豊かにしてくれます。
 展覧会「あおてん2025 青い風の余白」では、学生たちが青木村の日常から発想した作品とイベント、ワークショップ「ラクガキ1000枚プロジェクトin 青木村」(2025年6月15日)で60人以上の親子が描いた1000枚を超える日常の自由な表現であるラクガキ、地域ゆかりの芸術家・山本鼎が日常を描いた静物画(個人蔵、当館では初公開)と関連する当館のコレクションの3つの視点から、日常の中のアートを楽しむための視点をお伝えします。
 一部の展示は信州昆虫資料館で実施予定です。さらに美術館では、毎年村内で活動を続けている武蔵野美術大学「旅するムサビプロジェクト」のメンバー作品も特別展示として美術館で紹介します。

企画・運営:芸術文化学科学生8名
担当教員:春原史寛(芸術文化学科教授)、佐々木一晋(芸術文化学科准教授)、蜂谷円悠(芸術文化学科助手)

ワークショップ(6/15に開催・終了)
ラクガキ1000枚プロジェクト in 青木村

展覧会のテーマ「日常のなかのアート」に関連して、親子や子どもたちで1000枚のラクガキを描くことを目指すワークショップを、青木村総合体育館で開催しました。

あおてん 信州昆虫資料館での小展示
「ムサビ⽣が昆⾍を⾒てみたら」(学生による企画)

ムサビの学生・助手が昆⾍を描いた作品と標本をいっしょの館内で見て、身近な自然に生きる昆虫たちの新たな魅力を探します。
会場:信州昆虫資料館(長野県小県郡青木村田沢1875-6)
開館時間:10:00~17:00 (最終入館16:30) 
休館日:8/4, 8/12, 8/18, 8/25, 8/26, 9/1, 9/2
入館料:300円(中学生以下無料)
【あわせてご覧ください】信州昆虫資料館で開催中の企画展「しあわせを運ぶ 世界の蝶と蝶ことば」〜10月31日(金)

青木村郷土美術館・信州昆虫資料館
あおてん2025入館券

期間中、郷土美術館では昆虫資料館の無料券を、昆虫資料館では美術館の無料券を差し上げます。

イベント

企画・運営:武蔵野美術大学芸術文化学科「青木村アーツプロジェクト」担当学生

申込方法
すべて参加無料(別途、入館料が必要)、小学3年生以下は保護者の同伴が必要
事前申込が必要なものは開催前日までに、青木村郷土美術館までメール・電話または受付で直接お申込ください。定員に達し次第締め切ります。
メール bijutukan@ued.janis.or.jp
電話 0268-49-3838

[造形ワークショップ/美術館]
めちゃくちゃかいが!?

8月9日(土)14:00-15:00
申込不要
開始時間に会場にお越しください。材料・制作スペースがなくなり次第受付終了します。
印刷物を切り貼りするコラージュの技法を通じて、何にもとらわれない絵画制作を体験します。子どもはもちろん、大人も本当に芸術が好きな方もぜひご参加下さい。

[美術館]
学生による「あおてん」ギャラリートーク

8月9日(土)15:30-16:00
申込不要
開始時間にお集まりください。
美術大学の学生たちが展示や作品をわかりやすくお伝えします。

[造形ワークショップ/美術館]
ランタンで美術館を彩ろう!

8月9日(土)16:00-17:00
定員10組(事前申込・先着順)
ご家族・友人などのグループでお申込ください。
夜の美術館を彩るランタンに思い思いの絵を描こう! グループ毎にひとつのランタンを作ります。

[謎解きイベント/美術館]
美術館からの脱出〜絵の中のアオキノコちゃんを救い出せ〜

8月9日(土)17:30-18:30
定員5組(事前申込・先着順)
ご家族・友人など2~5名程度のグループでお申込ください。
アオキノコちゃんと美術館に閉じ込められちゃった! 謎を解いていっしょに脱出しよう。推奨年齢は小学校高学年以上。

[トークイベント/美術館]
美大生とあれやこれやのお話

8月9日(土)18:45-19:45
申込不要
時間内は入退場自由です。
普段なかなか話せない美術大学の学生たちとあれやこれや気軽にお話ししましょう。表現や大学について、愛についても語ったり。面白くて楽しい美大生、揃ってます!

[造形ワークショップ/信州昆虫資料館]
自分の昆虫相棒を作ろう!!

8月10日(日)10:00-12:00
定員10名(事前申込・先着順)
虫の形の紙粘土に色塗りして自分だけの昆虫を作ろう!! 手にも肩にも乗せられるかも……

[造形ワークショップ/道の駅あおき]
世界にひとつだけのフレーム作り

8月10日(日)13:30-15:00、道の駅あおき・中庭
先着50名程度・申込不要
時間内はいつでも自由に参加できます。材料がなくなり次第受付終了します。
青木村の風景をきりとってその魅力を発見できるフレーム(額)をつくります。できたフレームを持って道の駅の周辺をさんぽして、すてきな青木村の景色を見つけよう!

チラシ


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