修了生の活動|展覧会「菱田春草ー故郷につどう珠玉の名画ー」
本学大学院修士課程芸術文化政策コースを修了した加納向日葵さん(2020年度修了)が学芸員として携わる展覧会、没後110年特別展 「菱田春草ー故郷につどう珠玉の名画ー」が、長野県飯田市にある飯田市美術博物館で開催されます。
(以下展覧会概要)
2021年は、飯田出身の日本画家菱田春草の没後110年の年です。彼の出身地にある飯田市美術博物館では、これを記念して特別展を開催しています。
11/7までの後期展示では、重要文化財《王昭君》《賢首菩薩》や長野県宝《菊慈童》をはじめとする、学生時代から最晩年までの代表作が揃います。明治日本画の革新者として知られる春草。西洋の美術を日本画に取り入れる新たな挑戦の根底には、いつも日本美術の古画の研究がありました。今回の展示では「古典引用」に焦点を当て、彼の画業の変遷を辿ります。また、飯田市美術博物館での研究をもとに、スケッチや未完成作品も併せて紹介し、春草の制作の道のりを探ります。
会期:2021年10月9日~11月7日
会場:飯田市美術博物館
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