お知らせ|芸術文化学科英語名称の変更

2024年4月1日より、芸術文化学科の英語名称を下記のとおり変更します。

旧:Department of Arts Policy and Management
新:Department of Art, Culture and Design Studies

 芸術文化学科の英語名称は、1999年度の学科創設以来「Arts Policy and Management」で、Policyは「政策」を、Managementは「管理・運営」を指し、日本語の学科名称「芸術文化学科」が間接的に示す、創立当初に特に重視された、文化政策やマネジメントの理念を含むミュゼオロジー(博物館学)等の芸術の活用に注目する学科の性格を表したものでした。

 その後、社会における芸術の活用は、文化政策やマネジメント、ミュージアムに限らない幅広い様相を呈するようになっています。本学科では、そのような芸術文化の社会的な価値や、アート・デザインの役割・機能に対する期待がより高まってきた近年の社会状況を反映して、2019年度から学科の教育・研究・社会実践にかかわる「芸術文化学」の概念を提起し、芸術文化の社会におけるよりよい活用を、アート・デザイン領域を基盤として、プランニング(企画構想)・マネジメント(経営・運営)・ミュゼオロジー(博物館学)の3つの柱によって展開することを目指しています。

 学科創設から25年を迎えようとしている現在、本学科はより充実した学内外に向けた活動のために、多様なアート・デザインの実技的な諸領域を横断的につなぎ、それらを深層から支え規定する、表現に関わる実技の観点と、芸術文化にかかわる歴史・教育・博物館学などの理論的な枠組を、実証的な視点として設定した上で芸術文化の実践的な社会活用に向き合う必要があると考えます。そこで、芸術文化の社会活用の全体を包括しようとする芸術文化学の理念を反映した学科英語名称「Art, Culture and Design Studies」への変更を行うこととしました。

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