シンポジウム|あかるいゆいごん アートの先駆者たちが、今どうしても「伝えたい」こと。
あかるいゆいごん アートの先駆者たちが、今どうしても「伝えたい」こと。
芸術文化学科では、現代日本とアートをつなぐ活動を、開放的かつ先駆的に行ってこられた4人の語り手をお迎えし、彼らが人生を通して行ってきた活動から感じ得たことを、ムサビ生たちとわいがや話し、聞き合う会「あかるいゆいごんーアートの先駆者たちが「今」伝えたいこと」を開催します。
(企画:芸術文化学科 杉浦幸子 協力:NPO法人 ARDA芸術資源開発機構)
4名の語りを聞きたい人、一緒に語りたい人であれば、どなたでも自由に参加いただけます。
日時:6月8日(木)17:00-18:30
会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス9号館5階507教室 ※直接お越しください(申し込み不要、出入り自由)
企画:芸術文化学科 杉浦幸子
協力:NPO法人 ARDA芸術資源開発機構
話し手紹介
並河恵美子さん
1963年に設立され、ムサビ出身含む多くの現代アーティストの作品を展示してきた日本の現代美術画廊の草分けであるルナミ画廊を1998年に閉じ、アートを社会の資源として活用するためのアートNPO(非営利団体)「芸術資源開発機構(ARDA)」を2002年に設立。特に高齢者施設にアートを届ける「アートデリバリー」に力を注ぎ、多様なアーティストと高齢者をつなぐワークショップをデザインし、実施してきました。
https://www.arda.jp/category/cat_ws/cat_aged
新井英夫さん
ご自身の身体表現に野口体操を取り入れ、並河さんと共にワークショップを行ってきた体奏家で、昨年ALS(筋萎縮性側索硬化症)の診断を受けましたが、ALSと共生しながら日々活動を続けています。
https://www.hotosena.com/article/14833234
大井妙子さん
高齢者施設「西荻ふれあいの家」の代表として、高齢者がより豊かな人生を送るためにアートを日々の生活の中に取り入れています。
https://hureai.sugimomo.com/concrete5/index.php?cID=228
加藤種男さん
アサヒビール株式会社でCSI(企業による芸術文化支援)を立ち上げ、アートと地域をつなぐ全国ネットワーク「アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)」を作り、現在は、静岡県のクリエイティブ・ディレクターなど、行政、地域、芸術文化を幅広くつないでいます。
https://active-archipelago.com/researcher/kato
また、各語り手たちからは、ムサビ生と話し合いたいこととして、次のキーワードが挙げられています。
・並河さん #ケアするアート #生きるアート
・新井さん #不自由の中の自由 #福祉や介護こそがアートの面白い実験場
・大井さん #文化とは真剣に遊ぶことの重なり #もっと喜びを創る
・加藤さん #おじいちゃんの出番 #高齢者の表現活動にどういう意味があるのか