国内外のアートシーンに生きる

ポートレイト

牧 高啓
MAKI Takahiro

2004年度卒業
Maki Fine Arts ディレクター

芸術文化学科の授業では、教授と一緒に都内のギャラリーを巡るツアーがありました。学生にとって、ギャラリーは敷居が高く、なかなか一人では足を運びにくいのですが、先生に連れて行っていただいたおかげで、その後ギャラリー巡りをする習慣がつきました。当時(2000年~2004年あたり)は、日本の現代美術の黎明期と言ってもよい時期で、熱気のある展覧会が多く、日本の現代美術のアーティストが世界で評価されはじめていました。
またヴェネティアビエンナーレなどの様子をスライドで見せていただいたりして、海外のアートシーンついて知る機会になりました。海外のアーティストにも興味を持ち、その後自分でも調べ、実際にニューヨークやロンドンに展覧会を見に行きました。また授業には、アーティストやギャラリストの方々が講師として招かれており、現場のお話はとても刺激になりました。授業を通して、アートマネジメントに興味を持ち、現在の活動につながっています。

運営するギャラリー「Maki Fine Arts」の外観

運営するギャラリー「Maki Fine Arts」の外観


早川祐太・高石晃・加納俊輔「三つの体、約百八十兆の細胞」展の様子

早川祐太・高石晃・加納俊輔「三つの体、約百八十兆の細胞」展の様子


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