教員の活動|春原史寛教授が群馬県立自然史博物館「ぐんまの自然の「いま」を伝える」展に出展

芸術文化学科専任教員の春原史寛教授が群馬県立自然史博物館の特別展「ぐんまの自然の「いま」を伝える」にポスター展示で出展します。

群馬県立自然史博物館 特別展「ぐんまの自然の「いま」を伝える」

展覧会概要

会期:2025年1月18日(土)~2月9日(日)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場:群馬県立自然史博物館 企画展示室(群馬県富岡市上黒岩1674-1)
料金:無料
主催:群馬県立自然史博物館、群馬県環境森林部自然環境課、群馬県立ぐんま昆虫の森
概要:わたしたちを取り巻く自然や自然の成り立ちについて、たくさんの方々が調べ、守る活動をしています。特別展では、ぐんまの自然の保護・保全、調査・研究、教育・普及に携わる方々による新発見や活動内容等をご紹介します。(群馬県立自然史博物館ウェブサイトより

出展の概要

美術・美術館の視点から考える群馬県立自然史博物館
―美術大学における博物館学による自然史博物館活用の提案―
(ポスターによる研究発表・展示)

要旨
美術の専門大学である武蔵野美術大学において、芸術文化学科は芸術文化の社会におけるよりよい活用の実現を目指している。博物館学や美術史、美術教育、ポップカルチャー研究等を学ぶ春原ゼミでは、学生や教員による群馬県立自然史博物館の特別展への参加を2018年度から継続している。「博物館」の枠組みのなかで自分たちが専門とする「美術」ではなく、「自然史」の専門性に触れて、自明と考えていた美術や美術館の特性を再考し、その成果を自然史に向けて再照射し、自然史博物館に対する美術の「異物」性を活用した新たな視点を見いだすことを目的としている。
本年度は、本学科の博物館学芸員資格課程の授業「ミュゼオロジーと資料(博物館資料論)」(春原担当、学部3年生対象、履修学生数約50名)における、履修学生による群馬自然史博物館についての学修を経た上での、美術館を中心とした博物館学(特に資料論を中心とする)の観点から、自然史博物館に対する美術的な視点による活用などの提案を紹介する。

※ポスター展示で一部を示した提案の、全文を記載したファイルは下記からご覧いただけます。
提案の全文(pdf)

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