データ
入善町
下山芸術の森
●発電所美術館（Nizayama Forest Art Museum）
住所：〒939-0631富山県下新川入善町下山364-1
TEL＆FAX(0765)78-0621
http://www.town.nyuzen.toyama.jp/nizayama/
●事務局
(財)入善町文化振興財団
〒939-0626 富山県下新川郡入善町入膳3200
TEL(0765)72-1105 FAX(0765)74-2515 担当：長縄
http://www.town.nyuzen.toyama.jp./nizayama
mail：cosmo@town.nyuzen.toyama.jp
●下山芸術の森全体図
 ゲート棟 |  レストラン |  宿泊棟 |
 発電所美術館 |  展望塔 |  アトリエ |
●施設面積
・発電所美術館
建築面積：558㎡、 延べ床面積：678㎡
・アトリエ
建築・延べ床面積：96㎡
・レストラン
建築面積：270㎡、 延べ床面積：237㎡
・ゲート棟
建築面積：136㎡ 延べ床面積：95㎡
・宿泊棟
建築面積：51㎡ 延べ床面積：72㎡
○下山芸術の森施設全体敷地面積：14417㎡
●下山芸術の森施設整備経過
| 1990年（平成2年） | 3月 黒部川発電所の建て替え計画発表に従い、 歴史的建築物の保存のため北陸電力株式会社に 無償譲渡の要望書を提出 |
| 8月 北陸電力株式会社と黒部川第二発電所の譲渡について、 合意確認書を取り交わす |
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| 12月 黒部川第二発電所周辺地域整備構想計画案作成 | |
| 1991年（平成3年） | 9月 台風19号により水槽上屋（現：レストラン）が被害を受ける |
| 1992年（平成4年） | 6月 活用計画について、芸術施設の設置で庁議決定 黒部川第二発電所活用構想・検討委員会構想について協議 建設担当課現地調査 |
| 7月 北日本新聞に「下山文化の森」整備構想が発表される 第１回下山文化の森整備検討委員会の開催 |
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| 8月 第１次下山文化の森整備構想計画案を作成 | |
| 9月 第２回下山文化の森整備検討委員会の開催 第２次下山文化の森整備構想計画案を作成 北陸電力と黒部川第二発電所周辺の用地について協議 第２次下山文化の森整備構想計画案の修正案作成 |
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| 10月 北陸電力と譲渡の物件・付属施設の最終確認 発電所に隣接する下山用水グ組合の沈砂池の利用について組合と協議 |
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| 11月 第３次下山文化の森整備構想計画案の作成 | |
| 12月 第４次下山文化の森整備構想計画案の作成 地元下山地区代表者に計画説明 |
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| 1993年（平成5年） | 1月 北日本新聞に美術館構想が連載される 整備計画について下山・中沢地区説明会 |
| 2月 整備地域の名称を「下山芸術の森」に変更 入善町議会に計画案の説明 「下山芸術の森」基本構想の作成 |
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| 3月 第3回下山文化の森整備検討委員会の開催 | |
| 5月 隣に新しく黒部川第三発電所が完成 | |
| 6月 第１回下山芸術の森整備委員会を開催 下山芸術の森整備全体基本設計の委託契約 平成５～６年度整備実施設計委託契約 発電所建物の譲渡について北陸電力株式会社と契約締結 |
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| 7月 譲渡物件の所有権移転登録が完了 | |
| 9月 第２回下山芸術の森整備委員会を開催 「アートイベント‘93――解体から再生へ」を実施(9月25日～10月21日) |
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| 12月 第1期工事として美術館前の彫刻広場の工事を発注 | |
| 1994年（平成6年） | 3月 彫刻広場が完成 |
| 7月 発電所美術館・レストラン棟改修工事の発注 ＊ 三四五建築研究所(富山) 下山芸術の森平成7年度工事分の設計委託 |
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| 1995年（平成7年） | 3月 発電所美術館・レストラン棟が完成 |
| 4月15日 下山芸術の森発電所美術館開館 | |
| 7月 下山芸術の森第2期工事の発注(アトリエ棟・宿泊棟) | |
| 1996年（平成8年） | 3月 アトリエ棟・宿泊棟が完成 |
| 4月 まちのかおづくり事業の指定を受ける | |
| 9月 まちのかおづくり事業計画策定に着手(ゲート棟・階段屋根) | |
| 10月 文化庁から文化財登録手続きへの同意紹介 | |
| 12月20日 文化財登録原薄に登録される | |
| 1997年（平成9年） | 6月 まちのかおづくり事業実施設計の委託契約 |
| 9月 まちのかおづくり事業工事発注・契約 | |
| 1998年（平成10年) | 3月 まちのかおづくり事業工事完了(ゲート棟・階段屋根) ＊エリアス・トーレス氏設 |
| 2002年（平成14年) | 4月 下山芸術の森企画展示事業を入善町および入善町教育委員会から (財)入善町文化振興財団へ移行 |
| 2004年（平成16年) | 4月 下山芸術の森管理運営事業を入善町および入善町教育委員会から (財)入善町文化振興財団へ移行 |
●下山芸術の森発電所美術館の概要
北アルプスを背景に広がる黒部川扇状地。取り壊される予定だった「旧黒部川第二発電所」を北陸電力株式会社のご厚意により譲り受け、美術館として新たに生まれ変わったのである。自然環境と調和し、長い歳月を経てきた歴史ある建物は、後世に残すべき貴重な文化遺産と認められ、1996年11月に国の「登録有形文化財」に指定された。
天井高は約10mもあり、見上げるとむき出しの鉄骨のトラスが、工場のような様相を醸し出している。1995年4月にオープンして以来、全国でも珍しい発電所を改装した美術館として注目を集め、大正時代の古き建築と新しい現代アートの出会いの場として多くの人に驚きと感動を与えてきたのである。大空間を活かした、ここでしか見ることの出来ない空間造形の独自企画展を中心に、季節ごと年間4本の企画展を開催している。
●活動内容
(1) 発美展：収蔵品による展示会
「発美展――実験∞スペース」
「発電所跡のアート展」
(2) ワークショップ：アトリエでの一般参加型美術教室
(3) 芸術イベント：各企画展にあわせたイベント
●開館時間
午前9時～午後5時 ＊入館は午後4時30分まで
●休館日
毎週月曜日、祝日の翌日（月曜日祝日の場合は、翌火曜日休館）
展示替え期間中（企画展の合間に、1～2週間休館します）
冬期休館（12月中旬～2月末）
●入場料（全て消費税込みの価格です）
＊企画展 一般500円 大学・高校生300円 中学生以下無料
＊収蔵品展 一般200円 大学・高校生100円 中学生以下無料
＊10名以上の団体割引あり（通常100円引き）
＊毎年11月3日の文化の日は無料
（担当：インビョル）