データ
福岡アジア美術館
〒812-0027 福岡市博多区下川端町3−1 博多リバレインリバーサイト7・8F |
TEL:092-263-1103 |
URL: http://faam.city.fukuoka.jp/ |
E-mail:faam@faam.city.fukuoka.jp |
館長:安永幸一 |
01 経緯
平成4年6月25日 市長、アジア近代美術館の建設意向表明 |
平成5年7月19日 第1回アジア美術館整備構想委員会設立 |
(市長が基本的性格、立地、施設、管理運営、資料収集について諮問) |
(委員は学識者、関係団体、地元財界、行政で構成される12人) |
平成7年2月8日 アジア美術館整備構想委員会から答申 |
平成7年3月13日 アジア美術館建設専門委員会設置 |
平成8年1月17日 「博多リバレイン」着工 |
平成8年2月26日 アジア美術館市民懇談会設置 |
平成9年7月23日 「開館記念展」第1回福岡トリエンナーレ実行委員会設立総会 |
平成10年2月17日 「福岡アジア美術館」正式名称の公表(応募件数4,079点(2,775人)) |
平成11年3月1日 博多リバレイン竣工式 |
平成11年3月6日 開館 |
開館記念展「第1回福岡アジア美術トリエンナーレ1999(第5回アジア美術展)」 (6月6日まで) |
02 コンセプト
アジア美術の独自の創造を目指す一助となるため、アジア近現代美術を通して人々が集い、互いに理解し、創造、発信する、アジア美術の交流の場とする。 また、世界的に有数の質の高いアジア近現代美術作品の集積を生かし、展示、収集のみならず、日常的なアジアとの交流、調査研究活動を積極的に展開するとともに、アジアの芸術家や研究者等と日本の芸術家、研究者、市民が互いに創り、学びあうことにより、新たな創造と相互理解を促す機会を提供する。 |
03 施設
規模 |
延床面積 9785.58m2 |
主要施設面積 |
企画ギャラリー 1090m2 |
アジアギャラリー 995m2 |
交流ギャラリー 370m2 |
美術情報コーナー 95m2 |
交流スタジオ 220m2 |
あじびホール 165m2(140席) |
図書閲覧室 45m2 |
映像資料室 35m2 |
収蔵庫 410m2(2室) |
招待者用研究室 90m2(3室) |
04 収集
現在アジア美術館は約1,000点のアジア近現代美術作品を収蔵。これに加えて、今後も絵画、彫刻、版画、工芸など多様なアジア近現代美術作品を系統的に収集している。 こうした作品を活かし、アジア近現代美術の流れをたどれる常設展示を行っている。また、「福岡アジア美術トリエンナーレ」(3年に1回)や様々なテーマによるアジア美術の企画展を開催している。 |
05 美術交流事業
福岡アジア美術館の活動の大きな柱の1つとして、美術交流事業がある。この活動の中心となるのが、アーティスト・イン・レジデンス事業。これは、アジア各国から作家を福岡に招き、滞在中に作品を制作してもらうというもの。この間、作品の制作過程を一般公開したり、ワークショップ、パフォーマンスなどを行い、多くの人が作家と直接交流し、アジアの「いま」を感じる機会を提供している。 また、作家にとっても市民との交流、作家同士の交流が刺激となり、新たな作品を生み出す場となることを目的とされている。 |
06 福岡アジア美術トリエンナーレ
福岡市美術館が1979年の開館以来ほぼ5年ごとに開催してきた「アジア美術展」を継承する形で、「福岡アジア美術館」の創設とともに99年に第1回展が開催された。アジア地域の作家に対象を限定し、各国・地域から必ず1名以上の作家を選ぶというスタイルをとっている。 |
参照:福岡アジア美術館公式ホームページhttp://faam.city.fukuoka.jp/
(戸澤 潤一)