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art apace & alternative space 現代美術製作所/CONTEMPORARY ART FACTORY


















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データ


現代美術製作所
〒131-0031東京都墨田区墨田1−15−3
TEL/FAX:03-5630-3216
E-mail: factory@ask.ne.jp
URL:http://www15.ocn.ne.jp/~g-caf/
ディレクター:曽我高明

01沿革

1997年10月:電気保安用品ゴム加工製造メーカの工場を、改築。
現代アートのためのプロジェクト・スペースとしての活動を始める。
第1回展 大岩オスカール幸男「VIA CRUCIS」-part1
1997年10月25日---12月20日
その後、昭和40年会、タムラサトル、三田村光土里、グラインダーマンなど、若手アーティストの個展やイベントを多数企画・開催。

02建物

設計(改築時):大岩オスカール幸男
床面積:93.74m2  天井高:3.67m

内部は[PROJECT SPACE 1]と[PROJECT SPACE 2]に分かれている
[PROJECT SPACE 1]天井高 3670mm(内展示有効高さ3200mm)
展示有効壁長さ 29040mm
[PROJECT SPACE 2]天井高 2530mm
展示有効壁長さ 23320mm
アート・スペースとなる前は、電気保安用品ゴム加工製造メーカーの工場
築40年以上になる町工場の趣を今に伝えている

03アクセス方法

「浅草」より東武伊勢崎線に乗り、3つ目「東向島駅」にて下車、下り方面へ徒歩3分
東武線「北千住駅」からは浅草方面行きに乗り、4つ目の「東向島駅」も同様

または、JR総武線、「亀戸駅」より亀戸線に乗り換え、終点「曳舟駅」で東武伊勢崎線
(下り方面/北千住・東武動物公園行)へ乗り換え、次一つ目の「東向島駅」で下車

04方針

「国内外の若手現代アーティストによるロングラン企画を中心とする。企画内容は主に、ディレクターの曽我高明氏と妹の友美子氏二人で決める。現代アートが中心。
自主企画展の他、アーカスや富士ゼロックスなどの外部企画に、場所を貸している。
また、レクチャー、パフォーマンス、ビデオ上映、演劇、ライブイベントに関しての、レンタルスペースとしても運営されている。

05運営形態

「ある種のメセナ運営。主な収入としては、外部企画に貸し出したりするときのレンタル料などがある。
あくまで、作品を売るコマーシャル・ギャラリーなのではなく、一種のオルタナティブ・スペースとも言うことができるであろう。

06活動内容

年に3、4本の企画展で、1本の展覧会につき、およそ3週間から1ヶ月半をかける。
近年は、現代美術製作所裏のアパートの一室(2DK)を、短期滞在者の外国人の作家、キュレーターなどのために、貸し出している。一種のアーティスト・イン・レジデンス。
アサヒ・アート・コラボレーション2003「わたしのお宝物交換プロジェクト」展の企画協力、「ARTLOGY-向島博覧会2001-」に協力するなど、墨田区周辺でおこなわれている外部との企画にも積極的に関わっている。

07近年の周辺状況からの将来的展望

活動を始めた当初、曽我氏自身はあまり地域との関わりを意識していなかったが、近年、周辺地域との接点を求め始めている。この現代美術製作所の動きとともに、向島、京島地域には、内外を問わず、非常に多くのアーティストが集まりだしている。また、現代美術製作所周辺の地域で、多くのアートプロジェクト、イベントが多数開催され、学生や多くの作家が、注目している地域となってきている。その中で、現代美術製作所に対するニーズは、今後さらに大きくなる可能性がある。