武蔵野美術大学 芸術文化学科

2009芸術文化学科卒業研究・制作展

ご挨拶


この度は、2009年度芸術文化学科卒業研究制作展にお越しいただき、誠にありがとうございます。今年度、芸術文化学科は設立より10周年を迎えました。この節目となる年に、私たちは卒業していきます。

私たちは日頃、2つのコースに分かれて学んでいます。
視覚芸術一般と美術、デザインをめぐる理論的研究とミュゼオロジーを扱う「芸術文化プロデュースコース」と、メディアに関する研究と、メディアによる新たなコミュニケーションの形を提案する「メディアプランニングコース」です。

芸術文化学科の学生は、芸術研究、メディア研究・表現、マネジメント研究を総合的に学んだ上で、多種多様な専門に特化していきます。そのため、学生の研究や制作の発表形態は、論評や批評などの文章表現から、プランニング、映像、絵画作品の制作など多岐に渡っています。このことから、「何を学ぶ学科なのか」を一言では言い表せない当学科ではあります。しかし、さまざまな文化、芸術、知識や教養に触れることによって個人の興味や関心の幅が広がっていくことにより、見る力を養い、様々な専門性を集めて物事を進める関係力を磨いてまいりました。今回、そうした一人一人の多様な研究結果をひとつの場に集めました。それがこの卒業制作研究展であり、私たちにとっての「収穫祭」です。

私たちがそれぞれの研究テーマとして育ててきたものは、論文、制作など表現の違いはありますが、共に社会や文化の視点から独自の切り口を模索していった結果です。展示を通して皆様に、ここから新たな発見や共感を収穫していただければ幸いに思います。
私たちは肥えた土の中で収穫を待つ作物のように、当学科で多くの栄養をもらい、学んできました。その成長と収穫した成果を、私たちの4年間の集大成としてご覧ください。


2010年1月29日
2009年度芸術文化学科 実行委員一同

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