arts project
神山アーツプロジェクト
徳島県神山町にある中学校(現在休校中)で行うワークショップに向けて、企画・運営を行うプロジェクトです。 この試みは、カミヤマート(神山+アート)と名付けられ、徳島県がすすめる長期計画「徳島国際文化村形成プロジェクト」をきっかけにスタートしました。 「芸術を社会の中に根付かせていくための実践的な地域活動への参加」という芸術文化学科の理念とが一致し、地域住民と大学が一体となって実現しました。 毎年春に、学生メンバーを募集し、地元の実行委員会の方々と連携しながら、夏期休暇に行う本番に向けて、一から企画をたてていきます。 ワークショップ当日、学生たちは、神山の方々のお宅へ民泊させていただき、家族の一員のように迎えていただきます。 芸術文化学科設立当初からスタートしたプロジェクトということもあり、年々、参加者の数は増加しています。 毎年、試行錯誤し、地域の特性を生かしたワークショップを行っていくことで、アートを介した交流を深めています。
2005年活動内容
「なにこれ!?神山ナニコレ美術館」
このワークショップは、子供たちに美術館というところに興味を持ってもらいたい、美術館に行ってみたいと思ってもらいたいという思いから、自分達でまず、こんな美術館があったらいいなという美術館を作ってもらおうというワークショップです。
子供たちはまず5つのグループに分かれて、「トンネル美術館」「自分が作品美術館」「光る絵美術館」「ミクロ美術館」「逆さま美術館」の5種類の美術館の中から自分たちがどの美術館を作るか選びます。
そのあと2日間かけて自分達だけの美術館を作ります。そのあと作った美術館をたくさんの人たちに見せるために美術館ツアーを行いました。
トンネル美術館は、「森の迷路美術館」となり、トンネルをくぐり抜けながら、あけられた穴の中から色とりどりの作品が見えたりするというものになり、光る絵美術館は「ピカピカ美術館」となって、スクリーンを使って美しい影絵によるショーを行い、自分が作品美術館では「人間おもしろ美術館」と名付けられ、子供たちは自分で作った衣装を身にまとい、パフォーマンスを行ないました。 ミクロ美術館ではろうかを使って川を再現した事から「ウォーター美術館」となり、逆さま美術館は逆さまの森をつくり、「りものまさかさ」というふうに、子供たちに名付けられました。そうして、自分達の美術館を美術館ツアーで紹介し、ワークショップを終えました。