武蔵野美術大学 芸術文化学科

arts project

安曇野アーツプロジェクト

北アルプスの麓に広がる安曇野に点在する美術館約20館を、ラインで結んだ安曇野アートラインの一環として、長野県安曇野ちひろ美術館と美術館周辺の松川村で、夏期休暇にワークショップを行います。
安曇野ちひろ美術館、そして松川村公民館とともに、4月から打ち合わせを重ね、それぞれの異なった視点からひとつのワークショップ企画を組み立てていきます。
そのために、学生は事前に2度現地へ視察に行き、また美術館、松川村公民館の方には何度も大学へ足を運んでいただき、意見を交換します。三者が意見を出し合うことで企画のイメージをより膨らませながら、「地域独自のワークショップ」をつくりあげていきます。
今年度は、ワークショップ中に村民の方のお宅に訪問し、子供と村民の交流を図る「お宅訪問」に加え、松川村の板取営農組合の農家の方々に宿泊場所の提供や食事の準備をしていただくなど、さまざまな面で多くの村民の方にご協力いただくことができました。

2009年 安曇野アーツ
2009年活動内容

「畑に集まれ!お野菜たんけん始まるよ」
8年目となる今年のワークショップは「松川村の農業」にスポットをあて、松川村の農家の方や、畑を生かした企画を考えました。キャッチフレーズはずばり「畑でアート」です。

2009年 安曇野アーツ 一日目、村の中心にある公民館(すずの音ホール)に、約30名の参加者が集まりました。まずは自己紹介から始まり、箱の中身を手触りだけで想像してスケッチしたり、目隠しをして公民館の中を歩いてみるなど、感覚を研ぎ澄ますゲームを行いました。 そして、グループに分かれて「お宅訪問」を行います。実際の畑におじゃまして、野菜を食べたり、においをかいだり、触ったり、スケッチしたり・・・農家の方との触れ合いの中で、さまざまな感覚を使って野菜をスケッチしました。

2009年 安曇野アーツ 二日目は、前日のスケッチをもとに、大きな布に野菜の絵を描きました。その後、その布を身にまとい、一列に並んでつながり、一匹の「あおむし」になりきります。あおむしの名前やなき声、動きを考えたり、作品を着た姿で畑に出かけたりもしました。 締めくくりは、農家の方や保護者を招いて、すずの音ホールで発表会を行いました。作品を着てあおむしに扮した子どもたちが、リズムに乗ってあおむしのなき声と動きをを披露します。最後には、子どもも大人もみんなで踊り、2日間のワークショップは明るく幕を閉じました。