バンフの町の観光ポイント、サルファーマウンテンからの眺めです。(10/31) 山頂はマイナス15℃だったそうですがお日様のせいでそんなに感じませんでした。 バンフの町があって、真ん前の山がカスケード山といってどこからでも美しく見えます。 その右手の小高い岡(トンネルマウンテン)の麓にある建物群がバンフセンターです。

Creative Electronic Environment つまりテクノロジーメディア系の設備が整った建物のエントランス、吹き抜け空間。

同じメディア系建物の3階の窓からみえる山々

郵便などのサービスをしている Service Building の向こうにそびえるのはランドル山

私の使っているスタジオです。6m × 7m あってかなり広いです。

オーストラリア人のリチャードのスタジオ。 ペインティング、インスタレーション系の人には広い北向きのスタジオがあてがわれます。

レジデンスのさらに山側にある Music & Sound Building 。 ここで毎日のように演奏会があります。

陶芸の窯は室内だけで大小14個以上あり、屋外にのぼり窯まである力の入れようです。 ここは釉薬の部屋です。

Letter from Banff
西山美なコ

こちら Banff Centre に来てから3週間があっというまに過ぎてしまいました。 来た頃は、私の住んでいる兵庫県の田舎より暖かいように感じましたが(太陽に近いせい?)、 今はすっかり白銀の世界です。

ここ何日か快晴で、もみの木の雪はなくなってしまいましたが落ち葉などはすっぽり雪の下です。 新雪に化粧された頂きは一段と美しいです。 元来私は山好きなので(本当です)、来た頃は晴れるとなかなかスタジオにジッとしていられなかったものです。 もちろん今日も本当はどこかに行きたいぐらいの青空なんですけれど、、 最初の内にけっこういきなり遠距離旅行などを決行しているので、なんとか落着いています。 今はそれでもちょっと出歩くのでもしっかり防寒していないと大変です。

私のルームメイトはピアニストのセーラといいます。 コンサートも毎日のように行われ、生演奏でこんなに音楽と親しめるのはニューヨーク以来。 コンポーザーの若い人達もいるのでかなり刺激的です。 美術家だけでなく音楽や文筆家の人などと食堂でも楽しく過ごします。

私は春に行われたテーマレジデンスに参加できなかったため、Self Directed でレジデンスすることになったわけですが、こちらでは主に、壁や空間と対話しながら絵筆を動かそうと思ってやってきました。 来た時は私の他にセルフのアーティストが4、5人残っていましたが、秋のテーマレジデンスをひかえてどんどん帰っていき、先日小林浩さんが帰国されて今は私一人です。 現在行われているテーマレジデンスのアーティストは、主に環太平洋の植民地化の問題をとりあげているのでかなりポリティカルですが、スピリチュアルな面でいろいろ共感でき刺激的です。

私は、最初あてがわれたスタジオからより壁の多いスタジオに変えてもらいました。2つの空間と対話できてラッキーと思っていましたら、もうひとつの空間で作品を展開することに。 せいぜいオープンスタジオをいつか、、と考えていたのですが、いきなり個展をオープンしてしまいました。 ここにはアーティスト用の小さいスペースがあって、短いタームでも発表の機会をもつ事ができるのですが、小林さんが終ったあと、来たばかりのアーティストが多いせいでずっと空いていました。 ここに絵を描くとしたら、、と考えだすとイメージが湧いてきて、、今がチャンスとばかりにやってみることになりました。あとになると込み合うからです。 ここではミュージシャンもアーティストも作品あっての自分です。 そういうことも働いたのでしょうか、短い滞在だからよけいにいろんなことが即決でき、自分でも驚いています。 なんとそのギャラリーが金曜日ハロウインパーティーの会場になっていて、、、そのあとのきちゃないところの掃除から作業ははじまり、土日月で仕上げて月曜日の夕方にオープニングをしました。そのようすを写真に収めていなくて残念です。 線の表現で空間をいかに変えられるかという、少し対比させた2作品をしあげましたが、 スポット照明がきつく、デジカメの写真は気に入らないのでここでお見せする事は控えさせていただきます。 メキシコなど強い日ざしの国のアーティストには線の色合いなどが微妙すぎるんだろうな〜と感じました。