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about CP

“Culture Power”(カルチャー・パワー)には、アートとアートのインフラを支える人々のエッセンスがつまっている。この激しくも貴重な本音の吐露は、揺れ動く現代日本の光と影に満ち、稀有で壮大な21世紀名言集、インタヴュー・アーカイヴを形成している。

武蔵野美術大学共同研究助成「美術館など文化施設の運営調査研究」(2000−2001年度)で手がけた、約40ヶ所あまりの現代美術をめぐる日本の美術館とアート・スペースに関して実施した調査をもとに、科学研究費補助金基盤研究(B)(I)「観者・展示・鑑賞―受容の美術史」(2002−2004年度)では、地方の文化施設、海外における国際展などの調査を行った。

インタヴューには、延べ200名近い芸術文化学科の学生や院生が参加し、テープ起こしとデータの編纂、コメント執筆、webデザインに携わり、助手やインストラクターとともにwebの管理運営にかかわった。

公開のために、テープ起こしの原稿のチェックを引き受けてくださったインタヴュー当事者の方々との最終的な共同編集作業のやりとりに、さらに膨大な時間が割かれ、サイトにアップするまでに、数年を要したインタヴューも数多い。また、興味深い内容ながら、さまざまな段階で凍結してしまったものもある。

インタヴューを快く引き受けてくださった協力者の方々と担当学生たち、構想・編集委員会を結成したゼミ1期生、2度にわたるデザインを手がけた幸坂真央、初期の助手森須磨子とweb管理の協力者鈴掛玲、そして2003年以降の助手越村直子とインストラクター村田良二、2004年の新デザインを担当した学生、飯田真実、岩本英恵、田村鮎美に、心から感謝いたします。

2005年4月に、カルチャー・パワーの35人のインタヴューを抜粋し、新たに150枚 ほどの解説を書 き下ろした『アート が知りたい 本音のミュゼオロジー』(岡部あ おみ編著 武蔵野 美術大学出版局)が出版になりました。おかげさまで、カルチャー ・パワーのサイトガイドとしても一望できる、ワクワクする刺激的な本になりまし た。サイトのほうは、多様な研究分野を増加して、すでに60件を突破、いつか続編の 出版も期待しつつ、紙媒体のほうも、ぜひよろしくお願い致します。

岡部あおみ


共同研究調査対象

2000.5〜12:読売新聞社事業局内美術館連絡協議会、奈義町現代美術館、直島ベネッセコーポレーション、資生堂(株)企業文化部、新津市美術館、東京都現代美術館、タロウナスギャラリー、ナンジョウ・アンド・アソシエイツ、ナディッフ、ワタリウム、レントゲンクンストラウム、原美術館、東京オペラシティアートギャラリー、白石コンテンポラリーアート、コマンドN:中村政人、福岡アジア美術館、小山登美夫ギャラリー、佐賀町エキジビットスペース

2001.1〜6:岡本太郎記念館、広島市現代美術館、藤本由紀夫、重森三明、やなぎみわ、金沢もろみ蔵とOxydol、金沢市民芸術村、金沢21世紀美術館準備室、角永和夫、中村康平、神戸CAPキャップハウス、椿昇、水戸芸術館、広島県灰塚アートワークプロジェクト、 CCA北九州、岡山 NPO Meats、セゾンアートプログラム、スパイラルのワコールアートセンター、島袋道浩、神戸アートビレッジセンター、大阪・国立国際美術館、大CASO 山口ギャラリー、国際交流基金:メディア事業部と展示課、キャノン・アートラボ、ギャラリーHAM、三輪美津子