武蔵野美術大学 芸術文化学科

芸術文化学科へのよくある質問集

芸術文化学科に頻繁に寄せられる質問に、専任教員がお答えします。

Q プロデューサーはどういう仕事をするのですか?
Imai Yoshirou
A ここでいうプロデューサーは、あらゆる芸術表現分野において、人・物・予算・時間を責任をもって束ね,形にする人のことです。ですから企画力やイメージの伝達力、マネジメント力など総合的な能力が求められます。組織に所属している場合と独立して活動するケースがありますが、これからは後者の役割もますます重要になるでしょう。展覧会、イベント、文化事業、宣伝広告、出版、映像、演劇、音楽など多様な領域が活動の場となります。


Q ミュゼオロジーって何ですか?
Niimi Ryu
A ミュージアムというのは、人間が世界全体の仕組みを知るために、長い歴史の中でつくりあげてきた、とんでもなく深い文化装置だ。だから、ミュージアムを学ぶことは、人間の文化の歴史を勉強することと同じだよ。僕らはアーティストを育てたり(画廊や美術館で)、応援したり(美術の評論を書いたり、雑誌や本を編集して)、あるいはイヴェントや展覧会を企画して、文化の場をつくる、文化の場を広げる。そのためのあらゆる勉強、それがミュゼオロジーなのさ。

Q アートやデザインの作品はつくれますか?
  設備にはどんなものがありますか?
Suzuki tamiyasu
A この学科のイメージとして作家やクリエーター指向の勉強はできないように思われるでしょうが、実はそうではないんですよ。様々な授業を受ける中で自分が打ち込めるものに出会ったら積極的に「表現」してほしいと思います。そのための施設や設備も制作対応できるように考えられています。コンピューターをベースとしたデザイン、映像などのメディア表現においては、制作に充分な台数や機材を揃えていますし、絵画など造形表現のためのアトリエや工房等も完備しています。
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Q 実技の勉強をあまりしていません。
  入学して実技がたくさんあるので不安です。
Yonetoku Shinichi
A アートやデザインへの関わり方には色々なポジションがあります。例えばプロデューサーは直接モノを作るというより計画全体を指揮します。そう考えると実技ができなくてもいいと思いますよね。この学科に実技がある意味は、アートやデザインの世界をまず自分の体験として捉えるということにあります。この経験は芸文での学習を進めていく上で、必ず思考を深めることにつながると考えるからです。大学は研究とトレーニングの場ですから、好奇心をもってトライしてほしいですね。

Q 入学試験では何を試されるのですか?
Takashima Naoyuki
A 小論文では、課題に対して自分自身の言葉で表現することを求めています。知識よりも発想と思考力が必要ですね。また、主観的な感想文だけにならないように注意してください。造形表現テストでは、表現する技術よりも発想から構成に至る構想力を見ます。表現要素を各々関係づけ、まとめていく力に期待しています。また簡潔に文章に表現する能力も重視しています。数学では、図形に対する認識、統計の理解、論理的に解釈し組み立てることができる能力を期待しています。

Q 就職に関してはどんなサポートがありますか?
Kaji Yoshiaki
A プロフェッショナルを養成することに重点を置いているのが芸術文化学科です。単に教養に終わらず、社会の中で力を発揮して初めて勉学した目的が達成できると考えるからです。そのために、一年生の時から、大学卒業後の進路について、学生ひとりひとりに担当教員が付き、次の所属が決まらないままに卒業を迎えてしまわないように、継続して相談できる環境を昨年度から整えました。就職試験の際に重きを置かれるインターンシップについても、大学の制度に加えて、学科独自のルートで全国規模の企業体験が可能なシステムを導入し、全面的な支援体制を構築しています。
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