武蔵野美術大学 芸術文化学科

四年次 3年次の後半から始まった専任教員によるゼミナールが継続され、卒業研究、卒業制作へと発展していきます。将来への問題意識を明確にし、個々の研究テーマを十分時間をかけて掘り下げていきます。論文では、既存の論考の整理整頓ではなく、客観的な分析と批判的研究をめざし、未来への独自の展望と具体的な解決策を探求していきます。また、作品制作を目標とする場合にも、現代の芸術と文化の状況に対する考察を前提としていることが不可欠です。
syllabus / 授業概要
  • 芸術文化演習 II
    (杉浦ゼミ/社会と人とアートをつなぐⅡ)
  • 杉浦 幸子
3年次のゼミで個々が設定したテーマを継続・発展させ、卒業論文・制作につなげることを基本とする。個々の研究のプレゼンテーションとそれに対するディスカッションを中心に、学生が主体となってゼミを運営しながら、それぞれの研究を深めていく。社会と人とアートをつなぐことで、人がより豊かな生を営むことができる可能性を常に考えつつ、独自のアプローチを開発する。理論構築にとどまらず、そこに実践が関わってくる研究も歓迎する。
  • 芸術文化演習 II
    (高島ゼミ/表象文化研究II)
  • 高島 直之
原則として、3年次のゼミで個々が設定したテーマを継続・発展して研究します。卒業論文や卒業制作の前提となる調査・情報収集などを十分行い、発表とディスカッションを通して、研究テーマへの問題意識を明確にし、批評的視点を掘り下げていきます。ゼミの運営は、学生が主体となって進めていくことを前提にし、個々人の表象文化に関するテーマを基に、毎回個別に発表しディスカッションを重ねていきます。
ここでの分析、研究は、結果として論評・研究論文に発展することが目的ですが、関連する課題を取り込み、幅広い視座によって新たな提案として提示されることが望まれます。
  • 芸術文化演習 II
    (新見ゼミ/「未来の娘たち」—実践的モダニズム研究)
  • 新見 隆
基本的には、各自の卒業論文・制作のための、指導ゼミであるが、三年後期に引きつづき、モダニズムとは何か、を考えながら、21世紀的なアートとデザインのあり方、文化と社会のあり方の新しい形式、「未来の娘たち」を、ともに探求したい。
学生生活、最後の一年を、学ぶことができることへの感謝の念をこめて、過ごしてほしい。
さらに、学生生活、あるいはじしんの、これまでの生涯の、ひとつの文化的な総決算である、卒業論文・制作へ集中していく環境をつくりたい。
畢竟、何かを書いたり、つくりだすことは、みずからを語り、みずからをつくりだすことだ。
あらゆる意味で、自分のすべてが出ることを、人は逃れえない。それを見つめ、育てる、これからの全生涯と学ぶことの楽しみが、ここから始まるのだ、と考えていただきたい。
生は、いっしゅんの光芒。
光のあるうち、光のなかを歩め。