武蔵野美術大学 芸術文化学科

卒業生の声

voice #1 嶋津真帆 嶋津真帆 府中市立府中第九小学校
現在、府中市の小学校で図工の先生として働いています。大学生活を通してワークショップに関わったり、サークル活動をしたりする中で、表現行為を介して人と接していくことに魅力を感じこの職業に就きました。学校では3年生から6年生までの児童に図工を教えています。子どもたちには、将来、美術だけでなく音楽や文学、舞踏など芸術文化を幅広く楽しむことができる人に育ってほしいと思っています。そのためにも子どもたちがもつこだわりや良い部分を認めながら意識化させ、新たな価値観や経験を学んでいくことができるような授業がしていきたいと思っていますが、芸文の授業を通して「表現すること」について様々な側面から横断的、統合的に学べたことや自分の興味・関心に向かって積極的に行動していく友人たちと出会えたことは今後の基盤となっていくのではないかと思います。
voice #2 北尾泰大 北尾泰大 ソニー・コンピュータエンタテインメント
私はとてもこんな所に寄稿させて頂くような者ではございません。優等生だったわけでもなく、数少ない友人とゾンビ映画の内臓炸裂シーンばかり集めたビデオを作ったり、フィギュアの即売会に並んだり、ゲームやったり、腐ったバナナをぶつけ合って爆笑したり、バンド組んでライブやって頭振りすぎて吐いたりと、ダメダメな学生生活を送っていた輩です。しかしながら、これぞと思った授業には本気で取り組みました。三年生の時に参加したマルチメディアデザインという授業。これは勉強になった。くだらない事を書きすぎてスペースがもう無いので詳しい授業内容に関しては割愛させて頂きますが、興味がある方は芸術文化学科に入って授業を受けてみてはいかがでしょうか。プランニングやスケジューリング、またグループワークの行い方など今の仕事をこなす上でも非常に重要な事を学びました。
voice #3 戸澤潤一 戸澤潤一 リクルートメディアコミュニケーションズ
人によって、「幸せ」や「豊かさ」「美しさ」はそれぞれで、それは、人の数だけある。アートやデザインを芸文で4年間学んだことは、そんな多様な価値観を探し、触れる旅であったように思います。あの4年間の一日一日がなければ、今の仕事をしていなかったような気がしています。私が今、やっている仕事は、こうした多様な「自分らしい生き方」を情報とメディアを通して応援することです。人生、いろんな節目があります。就職、結婚、家探し…。そのみえない情報を、目にみえる形にする、広告を制作したり、メディアを企画して、大勢の力で、世の中に出していくことを仕事としています。芸文で、作家と観客の立場で展覧会を作り上げていった「媒介者」といった経験が、読者とクライアントの間にたって、両方のことを考える今の仕事と非常にソックリ。今後は、芸文で学んだことを、落とし込んで「自分らしい媒介者」にどうなるかが、課題だったりします。
voice #4 太田浩永 太田浩永 大日本印刷
高校生からアートスペースや制作発表をする機会に恵まれていた私は、芸術文化学科で学ぶ間もアートイベントや美術館のボランティア活動、展覧会の企画、運営などと平行し、アート作品やウインドウディスプレイなどの制作、発表を続けてきました。アートやデザインが好きという強い想いがあるからこそ、制作とマネージメント、双方の活動を平行して行い体系的に学びたいと考えていました。その中で、そして芸術文化学科で学んだことは「私的な想い」を発端に、マネージメントやプランニングを生かし、客観的視点、論理的視点に出来るだけたちながら「想い」を「デザイン」へと変化させるというプロセスです。それは、自分自身の制作物を自分自身でマネージメントすることによって私的な行為を社会的行為へと転換させるということです。